日焼け止めを塗ることは大切だと理解していても、「どれを選べば良いのか分からない」「肌に合わないものもあるし…」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?この記事では、そんな悩みを解決するため、プロが厳選した日焼け止めを10商品紹介します。あなたの肌質やライフスタイルに合った日焼け止めをぜひ見つけてください。
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※本記事に掲載している商品は、全商品全て編集部で購入した上で、レビューしています。専門家/編集者/企画者/管理者の意思によって選定しています。なお、商品情報については、記事公開時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。詳しくは媒体概要をご覧ください。
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更新情報
・「日焼け止めのおすすめ10商品をプロが厳選|日常使いから化粧下地まで、多機能な日焼け止め」を公開しました。:2025年3月5日(水)
日焼けだけじゃない!紫外線に気を付けるべき理由とは?
紫外線は、日焼けだけでなく、肌の老化を早めたり、シミやそばかすの原因になったり、深刻な場合は皮膚がんを引き起こす可能性もあります。また、目に対しても白内障や黄斑変性をもたらすリスクも。紫外線は1年を通して降り注いでいるため、年間を通して、紫外線対策を行うことが大切です。

日焼け対策は美容の基本策ですね。美容好きな友人との間でも、日焼け対策と保湿が大切、と良く話しています。雨の日や、冬の寒い日でも紫外線対策は必要ですね。
SPF・PA・UV耐水性とは?どれを基準に選ぶべき?
日焼け止めを選ぶ際、SPF、PA、UV耐水性という3つの指標が重要です。
- SPF(Sun Protection Factor)はUV-Bの防止効果を示す指標です。数値が高いほど効果が高く、SPF1当たり約20分間のUV-B防止効果があります。国内では「50+」までで表示されます。
- PA(Protection Grade of UVA)はUV-Aの防止効果を示す指標で、「PA+」から「PA++++」までの4段階で表示されます。「+」の数が多いほど効果が高くなります。
- UV耐水性は、水に濡れた後にUV-Bの防止効果がどの程度持続するかを示す基準で、2022年12月から運用が始まりました。「UV耐水性★」は40分、「UV耐水性★★」は80分の水浴試験でSPF値を50%以上維持できることを意味します。耐水性を表す★は、☆と表記される場合もあります。
選び方の基準としては、日常的な使用ではSPF20〜30、PA++前後がおすすめです。海やプールなどのレジャーや炎天下でのスポーツ時にはSPF30~50+、PA++++を選びましょう。また、水に濡れる機会が多い場合はUV耐水性も考慮すると良いでしょう。



必要以上の日焼け止めは肌に負担を与える場合もあるので、自分に必要な機能を備えた日焼け止めを選びたいです。
日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ際に必ずチェックしておきたい4つのポイントを紹介します。
1.日焼け止めのタイプで選ぶ
シーンに合った日焼け止めのタイプを選びましょう。
クリームタイプ:粘性があり、肌に密着しやすい。
乳液タイプ:のびが良く、ベタつきが少ない。
ジェルタイプ:さっぱりとした使用感で、脂性肌の人におすすめ。
スプレータイプ:塗りムラができにくく、広範囲に塗りやすい。
スティックタイプ:携帯しやすく、塗る時に手が汚れない。
2.肌質に合わせて選ぶ
乾燥肌:保湿成分配合のクリームタイプや乳液タイプがおすすめ。
脂性肌:さっぱりとしたジェルタイプやスプレータイプがおすすめ。
敏感肌:低刺激性のものを選び、パッチテストをして下さい。
3.落としやすさで選ぶ
洗顔料で落とせるタイプ:日常使いに便利。
クレンジングが必要なタイプ:ウォータープルーフなど、汗や水に強いものが多い。
4.その他の機能性で選ぶ
トーンUP効果:肌の色ムラを補正し、明るく仕上げたい人におすすめ。
美容成分配合:紫外線で乾燥した肌の保湿や肌を整えることが期待できます。
また、ブルーライトカット(パソコンやスマホのブルーライトから肌を守る仕様)を兼ね備えている日焼け止めもあります。



日焼け止めは塗り直しが必要なので、使うタイミングに合わせた商品が見つかると嬉しいです。落としやすいかどうか、肌にやさしいかどうかも気になります。
日焼け止めのおすすめ10商品
ここからはヘアメイクの筆者がおすすめの日焼け止め10商品を紹介します。
本記事で紹介する商品一覧
1位:アンテリージェ EX サンプロテクター WP パーフェクトミルク
商品情報


専門家による総評



高い紫外線防御力(SPF50+/PA++++)を備えつつ、軽やかな付け心地が魅力。美容成分配合で、日焼け対策とスキンケアを両立した高機能な日焼け止めです。
- SPF50+/PA++++に加え、UV耐水性★★で、紫外線からしっかり肌を保護。筆者は、屋外ロケなどで外で過ごす時間が長い時は、迷わずこの商品を選んでいます。ウォータープルーフ仕様で持続力はおまかせあれ。
- ミルクタイプでスムーズにのび、ベタつかず快適な仕上がり。化粧下地としても使えるので、普段使いにもおすすめです。美容液が69%※配合されており、乾燥を防いで、肌をみずみずしくキープします。
- 洗顔料では落ちにくく、クレンジングが必要となる点が手間に感じる場合があります。
プロの一言




編集部によるコメント



化粧下地としても使えてこの価格はうれしいですね。毎日使いに良さそうです。洗顔料で落ちにくいとのことですが、私はメイクをしたらクレンジングは必ずするので問題なさそうです。
- 紫外線吸収剤・粉体をのぞくエマルジョン成分のこと
2位:ソフィーナボーテ 高保湿UV乳液(美白)さっぱり【医薬部外品】
商品情報


専門家による総評



紫外線対策とスキンケアを両立した日焼け止め乳液。日中の肌を紫外線から守りながら、美白※ケアや保湿もできる多機能アイテムです。
- 化粧水の後にすぐ乳液としてなじませれば、お手入れは完了。日焼け止めだけでなく化粧下地の機能もあるので、朝のお手入れが簡略化されて助かっています。美白※成分のカモミラETが配合されているのも嬉しいポイントです。
- 美白※乳液としての役割だけでなく、SPF50+/PA++++で紫外線A波、B波両方から肌を守ります。長時間の外出やレジャーにもおすすめです。
- ほのかな花雫の香りがついているので、香料が苦手な人は少し気になるかもしれません。
プロの一言




編集部によるコメント



チューベローズ多糖体とグリセリンから保湿複合成分月下香培養エッセンスαを配合している点が魅力的です。パッケージも素敵でテンション上がります。
- メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます
3位:ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト
商品情報


専門家による総評



全身にシュッとひと吹きすれば、UVケアができる便利な日焼け止めです。顔はもちろん、髪や背中など届きにくい部分にも簡単に噴射できます。
- ノンガス処方でありながら、均一なミスト状に噴霧されるので、手を汚さずに全身にムラなく塗布できます。透明でベタつきや白浮きがないので、日焼け止めクリームや乳液の質感が苦手な人にもおすすめしたいです。
- 汗や水に強いウォータープルーフ機能により、長時間の屋外活動にもおすすめ。80分の耐水試験を実施済みながら、せっけんで落とせる使い勝手の良さも魅力的です。
- 屋内での使用時は周囲への飛散に注意が必要です。特に風の強い場所では、意図した部分以外にミストが飛ぶことがあるため、周囲の状況を確認してから使用することをおすすめします。
プロの一言




編集部によるコメント



3年程愛用中です。髪や首のうしろなど、日焼け止めクリームを塗りにくい部分に使用しています。紫外線による髪のパサつきが気になっていたので、重宝しています。
3位:マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO ラベンダー
商品情報


専門家による総評



テカリが気になる人にも、乾燥が気になる人にもおすすめのマキアージュのくずれ防止下地です。毛穴の凹凸を埋めると同時に、光を透過させることで、毛穴の目立ちにくい美しい仕上がりに。
- 素肌感を残したままで毛穴をカバーして、補正できます。厚塗り感がないので、ナチュラルメイクの下地はこれと決めています。
- 下地用の日焼け止めなので、仕上げたい肌に合わせて「ヌーディーベージュ」「ラベンダー」「ミント」の3色の色展開があるのが便利です。筆者は肌色がブルベなので「ラベンダー」を愛用しています。
- 使用前にカシャカシャと振る必要があり、急いでいる時には少し手間に感じることがあります。
プロの一言




編集部によるコメント



肌の赤みが気になるのでミントを使用していました。ファンデーションを塗ってもムラになりにくく、使い心地が良かったです。毛穴もしっかり隠れていました。
5位:VTCOSMETICS VC サンシールド アウトドアUVクリーム
商品情報


専門家による総評



ビタミンC成分※を配合した日焼け止めクリーム。紫外線対策とスキンケアを一度に叶え、アウトドアにぴったりのアイテムです。
- 紫外線を防ぎながら、ハリを与えるのが嬉しいポイント。
- クリームタイプながら重たさを感じさせず、肌にスムーズになじむ軽やかなテクスチャーです。使い心地が良く、爽やかな柑橘系の香りも楽しめるので、気軽に使えるUVケアとしておすすめです。
- 石けんでも落とせる商品ですが、きちんと落ちているかイマイチ分からなかったので、筆者は念のためクレンジングを使用しています。
プロの一言




編集部によるコメント



重たくないクリームは、しっかりとしたしっとり感で好きです。化粧品の原料臭に敏感なので、柑橘系の香りもポイント高いですね。
- アスコルビン酸(製品の酸化防止)
6位:ANESSA(アネッサ)パーフェクトUV マイルドミルク NA
商品情報


専門家による総評



SPF50+/PA++++の高い紫外線防御力を備えつつ、敏感肌も考えてつくられた日焼け止め。独自の技術で水や汗に強く、赤ちゃんや子どもも含めて、家族全員で使えるアイテムです。
- この商品は、生後1ヶ月の赤ちゃんから使用できる低刺激処方を採用しています。実際に使ってみたところサラりとした乳液タイプで塗りやすかったです。
- 石けんで落とせるのに、UV耐水性★★で水に強いのが嬉しいポイント。UV耐水性★★と落としやすさを両立しているのは使いやすいですね。
- ANESSA(アネッサ)シリーズは、本記事で取り上げた他の商品と比べて価格帯が少し高く、日常的に使うにはコストが気になる人もいるかもしれません。
プロの一言




編集部によるコメント



石けんで落とせて紫外線カット効果も高いとレジャーで助かりますね。赤ちゃんから使用できる低刺激処方採用は嬉しいです。
7位:Obagi(オバジ)オバジC デイセラムUV
商品情報


専門家による総評



オバジC デイセラムUVは、日焼けによるシミ・そばかすを防ぎながら、メーキャップ効果により、トーンUPさせて、自然なツヤのある肌に導きます。
- 筆者は乾燥肌で日焼け止めを使うとパリパリに乾燥してしまうことがあるので、商品選びは慎重にしています。この製品は、しっとりとしたテクスチャーで、ツッパリ感がありません。乾燥による小ジワ目立ちが気になる季節はとくに使いたいです。
- ベタつきがないので、下地としても使いやすいと感じました。紫外線から肌を守るだけでなく、メイクのノリを良くすることも期待できます。
- 顏全体に大き目のパール1つ分が使用量の目安ですが、かなりトーンUPされ白く感じます。上に重ねるファンデーションなどで調整すると良いかもしれません。
プロの一言




編集部によるコメント



日焼け止めが白く感じるのは珍しいことではありませんよね。日焼け止めを塗って時間を置けばなじむので、私はファンデーションを塗るまで30分程度置くこともあります。
8位:トワニー(TWANY) UVエアーシールド
商品情報


専門家による総評



紫外線吸収剤不使用でありながらSPF50+/PA+++という高い紫外線防御力を実現し、ちり・ホコリ・PM2.5・花粉など大気中の微粒子汚れが肌に付着することも防ぎます※1。
- 紫外線吸収剤を使用せず、無香料・無着色・パラベンフリーでアレルギーテスト済み※2。子どもから大人まで、家族全員で使えます。
- ちり・ホコリ・PM2.5・花粉など大気中の微粒子汚れが肌に付着するのを防ぐ※1のも嬉しいポイント。汗や水に強いのに、肌当たりは驚くほどやさしく、心地良い使用感です。
- 日常のこすれや摩擦に強く、落ちにくいフリクションプルーフ機能も備えています。
- 落とす時に時間がかかりました。落ちにくい時には、洗顔料をタオルなどに含ませて丁寧になじませ、やさしく拭き取るように洗ってください。
プロの一言




編集部によるコメント



素敵な大人が愛用しているイメージのブランド、カネボウのトワニー(TWANY)。肌のことを考えた設計も信頼できますね。
- すべての大気中の汚れの付着を防ぐわけではありません。
- すべての方にアレルギーがおこらないというわけではありません。
9位:サンカット® プロディフェンス ノンケミカルUV ミルク
商品情報


専門家による総評



紫外線吸収剤フリー、スーパーウォータープルーフで、肌をしっかりと守る日焼け止めです。
- SPF50+/PA++++の高い紫外線防止効果がありながら、60ml入りで手頃な価格なのでコスパが良いと感じました。真夏に毎日使いたい時や、顔と体の両方に使いたい時には心強い商品です。
- 無鉱物油、アルコールフリーで紫外線吸収剤不使用です。石けんで落とせるので、落とす時の摩擦が気になる人に特におすすめしたいです。
- 塗り方によっては白浮きや塗りムラが気になることがあります。
プロの一言




編集部によるコメント



白残りしやすい日焼け止めクリームは、顔の印象を明るく見せたいときの化粧下地として使っています。ウォータープルーフで石けんでも落とせるなら、体の日焼け止めクリームとして使用したいです。
10位:レカルカ(Lekarka) PURE MOIST UV MINERAL(ピュアモイストUVミネラル)
商品情報


専門家による総評



天然の保湿成分ラン藻エキス(MAAs)を配合し、紫外線散乱剤・紫外線吸収剤不使用で、SPF17/PA++の日焼け止めです。
- ツボクサエキス(シカ)を配合し、肌荒れを防ぎます。また、植物由来成分を使用しており、しっとりした使用感です。
- 紫外線散乱剤・紫外線吸収剤不使用で、クレンジングを使わずに洗い流せるだけでなく、なんと塗ったまま就寝することもできます。
- 紫外線防御力はSPF17/PA++と、本記事で取り上げた他の製品と比べると低めです。
プロの一言




編集部によるコメント



MAAs(ラン藻エキス、保湿成分)は注目していた成分です!SPFやPAは低いけれど、ハンドクリームのように日常使いして日焼け対策をしたいです。室内にも紫外線は降り注いでいますからね。
編集後記
本記事を担当した専門家より



日焼け止め選びは、日焼けを防ぎ、美肌を保つためにとても重要なアイテムです。この記事では、さまざまな肌質やライフスタイルに合わせた日焼け止めを厳選して紹介しました。ぜひ、この記事を参考に、あなたに適した日焼け止めを見つけて毎日のスキンケアに取り入れてみて下さい。
本記事を担当した編集者より



Obagi(オバジ)オバジC デイセラムUVをハンドクリームや保湿クリームとしてこまめに塗って、日焼け止め対策と同時にスキンケアも叶えたいです。少し白く見えるのも40,50代にはうれしいです。
本記事を担当した企画者より



ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミストは前々から気になっていました。日中の塗り直しにいいな〜ほどの認識でしたが、頭にシュッと吹き掛ければ髪や頭皮の日焼け対策ができるのが最高ですね!
30歳を過ぎてから、日焼け後の髪のパサつきや肌の乾燥が気になりがちだったので、今年の春夏はこのアイテムを使ってみようと思います。
ちなみに、メイクをしている時の日中用日焼け止めとして、今気になっているのは最近発売されたアネッサ パーフェクトUV ブラッシュオンパウダーです。メイク崩れを気にせず使える形状のアイテムかつ、持ち運びに便利なサイズなのがいいですよね。