マッサージオイルのおすすめ10商品をプロが厳選|部位や目的に合わせた選び方

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編集者

永井さつき

本記事の編集体制

編集者

加藤 由利子

企画者

ブレイス麻衣

管理者

熊田貴行

編集長

山中亮

※本記事に掲載している商品は、全商品全て編集部で購入した上で、レビューしています。専門家/編集者/企画者/管理者の意思によって選定しています。なお、商品情報については、記事公開時のものになります。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があるため、最新の価格や商品詳細については各販売店やメーカーにてご確認ください。詳しくは媒体概要をご覧ください。

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更新情報

・「マッサージオイルのおすすめ10商品をプロが厳選|部位や目的に合わせた選び方」を公開しました。:2025年3月6日(木)

目次

マッサージするならオイルを使うのがマスト!その理由とは?

マッサージの際に、マッサージオイルを使うことで、手の動きがなめらかになり、摩擦を軽減することができます。とくに、肌が敏感にかたむきがちな人や乾燥肌の人がボディケアをする際には、マッサージオイルは必須アイテムです。

心地良いマッサージで、リフレッシュタイムを。かつ、なめらかにマッサージができれば、余計な力を使わずに済みます。

さらに、オイルで保湿もできるので、肌の乾燥を防ぎながらうるおいを与えます。マッサージによる血行促進に加え、保湿効果でかかとやひじなど硬くなった角質も柔らかくします。

好きな香りのマッサージオイルを使えば、セルフケアがより、リフレッシュできる時間になりストレスケアにも役立ちますね。

加藤

肌が弱いので、マッサージをする時はマッサージオイルは必ず使用しています。香りで選ぶことが多いですが、気に入ったマッサージオイルがあると、夜のケアタイムが待ち遠しくなりますね。

マッサージオイルで注意することはある?

マッサージオイルを使用する際に、注意すべき6つのポイントを紹介します。

1.肌との相性を確認する

  • 使用する前にパッチテストを行い、刺激などが出ないことを確認しましょう。特にエッセンシャルオイルを含む場合は注意が必要です。
  • 肌の乾燥や摩擦が気になる人は、少し多めにマッサージオイルを塗布しましょう。マッサージオイルが肌と手の間に入り、クッションの役割を果たします。

2.マッサージオイルの鮮度を保つ

  • マッサージオイルの酸化を防ぐために、使用後はきちんと密閉しましょう。
  • ボトルに雑菌が混入して繁殖すると、肌トラブルの原因になります。ボトルの注ぎ口に手や肌が触れないようにしましょう。
  • 開封後は可能な限り早く使い切るのが望ましいです。匂いが変わったと感じたら、使用を中止しましょう。

3.適量を守る

  • 必要以上にオイルを使うと、ベタつきの原因となったり、床にこぼれてすべりやすくなったりする可能性があります。少量を手に取り、必要に応じて追加しましょう。
  • 前述の鮮度を保つためにも、一度出したマッサージオイルをボトルに戻すことは厳禁です。

4.保存方法

  • オイルは直射日光や高温多湿、温度変化の大きい場所を避けて保存してください。適切に保存しないとオイルの酸化を招き、本来の品質が損なわれ、肌トラブルの原因になります。
  • 常温保管が基本ですが、パッケージなどに冷蔵庫や冷暗所保管の指示がある場合は従いましょう。

5.使用を避けるべき場合

  • 傷や湿疹、炎症がある部分にはオイルを使用しないようにしましょう。また、妊娠中や授乳中の人は香りに敏感になったり、特定のエッセンシャルオイルの使用を控えたりする必要があるので、医師に確認の上で使用してください。
  • 〇〇用、と部位の指定があるマッサージオイルは、他の部位には使用しないようにしてください。

6.衣服や洗濯時の注意

  • マッサージオイルが衣服に付くとシミになることがあるため、注意が必要です。肌に残っている余分なマッサージオイルは、軽く拭き取ると良いでしょう。
  • マッサージオイルが付着した物を洗濯する際は、予洗いをしてマッサージオイルをあらかた落としておくと良いでしょう。オイル用の洗剤を使うと落ちやすいです。また、マッサージオイルが付着した洗濯物を乾燥機に入れると引火する可能性があります。天日干しすることをおすすめします。
加藤

マッサージオイルは数種類そろえてその日の気分で使用していましたが、そうすると使用期間が長くなってしまいます。小さいボトルで購入したり、使用頻度を上げたり、早めに使い切ることを意識してみます。

マッサージオイルの選び方

マッサージオイルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。

1.オイルのテクスチャーで選ぶ

重めのテクスチャーであれば、ゴマ種子油、アーモンド種子油、アボカド油がおすすめです。中程度のテクスチャーであれば、オリーブ種子油、ミネラルオイル、コメヌカ油、ココナッツオイル(ヤシ油)。サラりとしたテクスチャーが好みであれば、スクワラン、ローズヒップオイル(カニナバラ果実油)、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油が良いでしょう。

2.マッサージする部位で選ぶ

足やお腹など、広範囲の部位であれば、少し重めのテクスチャーのオイルが適しています。乾きにくいため、広範囲でもなめらかにマッサージができます。重めのテクスチャーのマッサージオイルは、乾燥した肌におすすめです。

首筋やデコルテ、顔には、なじみやすいテクスチャーのオイルがおすすめです。肌がデリケートな人は、スクワランを試してみてください。スクワランの前駆体であるスクワレンは人間の皮脂に含まれている成分なので、スクワランは皮脂に近い成分と言えます。

髪や爪であれば、軽めでサラりとしたテクスチャーのオイルが、使いやすいでしょう。

〇〇用と部位の指定をしている商品は、その部位に使用するように設計されているので、気になるパーツがある人にはぴったりのマッサージオイルですね。

3.使用するシチュエーションで選ぶ

持ち歩いて外出先や職場で使いたい、バスタイムにマッサージをしたいなど、使用するタイミングや環境に合わせて選ぶのも1つの方法です。

「持ち歩くなら小さいサイズでベタつきにくいものを」というように、使用するシチュエーションをイメージしてみると、選びやすいでしょう。

また、おすすめのタイミングが書かれている場合もありますので、パッケージを確認してみてください。

4.好きな香りで選ぶ

香りはマッサージオイルの重要な個性です。好きな香りだと、使うのが楽しみになります。

エッセンシャルオイル(精油)を使ったマッサージオイルは、深みのあるリッチで豊かな香りが魅力である一方、天然物であるために香りが一定ではない可能性があります。それに対して、合成香料を配合したマッサージオイルは、香りが安定しているかわりに、ありがちで安っぽい香りと感じるかもしれません。

華やかな印象の香りであればフローラル系やムスク系、甘いはちみつの香りも甘美でおすすめです。気分転換したい時にはユーカリやベルガモットの香りがぴったり。落ち着いた雰囲気を楽しみたいなら、ラベンダーやサボン(石けん)の香りがしっくりきますね。がんばりたい時には、ショウガやマジョラムなどスパイシーな香りを選んでいます。

5.予算から選ぶ

ドラッグストアで手軽に手に入るものから、スパブランドの商品やエッセンシャルオイルをふんだんに配合した商品まで、マッサージオイルの価格はさまざま。毎日使いするマッサージオイルなのか、ここぞという時のスペシャルケアで使うマッサージオイルなのかで、予算を決めて購入するのも良いでしょう。

私は、広範囲の部位に使用するマッサージオイルはプチプラ商品から選び、部分使いや香りを楽しむマッサージオイルはこだわりブランドで選ぶなど、使い分けています。

加藤

肌が乾燥していてマッサージオイルがすぐになじんでしまうので、毎日使うのはもったいないと思ったり、お風呂の湿気の中で使用したりしています。いつも通販で購入したり、友人からのおすすめで選んだりすることが多いので、この記事で新たな出会いがあることを期待しています。

マッサージオイルのおすすめ10商品

ここからは美容家である筆者がおすすめするマッサージオイルやマッサージジェルなど10商品を紹介します。

1位:Paul Scerri(ポール・シェリー)ハーバルオイル

商品情報

専門家による総評

永井

1978年スイスで誕生し、植物の力と芳香の魅力を融合したフィトアロマブランドPaul Scerri(ポール・シェリー)のマッサージ用オイル。シルクのようなテクスチャーで、オレンジ、シナモン、マジョラムの香りが心地良いです。

Paul Scerri(ポール・シェリー)ハーバルオイル
総合評価
( 5 )
メリット
  • 柑橘ともハーブとも分類し難い気高い芳香。他ではなかなか出会えない香りに、マッサージの際に一気に気分が上がります。
  • サラりとしたテクスチャーで、肌なじみも良く、まるで自らの皮脂であるかのように肌をうるおします。シルキーで理想的な肌に仕上がります。手のヌルつきさえ、気になりませんでした。ベタつかないので、首まわりや脇のマッサージもしやすいです。
  • 塗ると温かさを感じるような、しっとりしたなめらかさ。上質さを感じます。
デメリット
  • 1ml当たりにすると高価であることは事実。けれども、いつものセルフマッサージを一流サロンケアさながらの満足感に昇華させることを思えば、決して高くはないと思います。あなたはご褒美を享受するに値する存在だということをお忘れなく。
  • 契約のあるエステ・スパとの取引のみのサロン専売品Paul Scerri(ポール・シェリー)を、Amazonで個人が購入できてしまうことは、うれしいやら悲しいやら。複雑な気持ちになりながらも、素晴らしいマッサージオイルなので紹介しました。

プロの一言

サラりとシルキーながらうるおい豊かなテクスチャー。魅力を表現し尽くせない自分の語彙の乏しさを悔やむばかりです。
塗布後の肌はとにかくなめらかな手触り。そして上品で自然なツヤ感。第2の皮膚、と言いたくなるような肌なじみの良さです。

編集部によるコメント

加藤

普段使うマッサージオイルとは違い、化粧水のような軽やかさもありながら、しっとりなめらかな仕上がり。まったくベタつかない点も好印象です。深みのある香りも魅力ですね。

1位:RAAMA(ラーマ)ホットマッサージジェル

商品情報

専門家による総評

永井

バスト・デコルテ用のすみれの香りの温感マッサージジェル。とろりと重めのテクスチャーはのびが良く、マッサージしやすいです。インバスでもアウトバスでも使用できるので忙しい人にも使いやすい。鎖骨や肩のマッサージや、ヒップの皮膚にハリやうるおいを与えるのにも。

RAAMA(ラーマ)ホットマッサージジェル
総合評価
( 5 )
メリット
  • ほのかに温かさを感じる温感ジェルは、肌にのばす瞬間が心地良いです。バスト以外にも、乾燥しやすい首やデコルテ、ヒップラインの保湿にもおすすめ。
  • 5種のハリつや成分※でハリとうるおいのある吸いつくようになめらかな肌に。触り心地の良いテクスチャーで、マッサージが進みます。これまでバストケアが続かなかった人にもぜひ試して欲しい、マッサージしやすいテクスチャーのジェルです。胸やデコルテの肌にハリを感じられるとうれしいですよね。
  • 重めのテクスチャーのため、乾いた肌でも濡れた肌でも使用できます。アウトバスはもちろん、湿気の多いバスルームでの使用や、半身浴しながらの上半身のマッサージにも。家族がいてセルフケアの時間が取れない人にも使いやすいと思います。
  • すみれの香りはフローラルほど甘くなく、サボンよりも華やか。凛とした大人の美しさを引き立てるような絶妙な香りに、思わず深呼吸したくなります。
デメリット
  • インバスでも使える仕様でかなり粘度の高い重めのテクスチャーのため、サッと塗るだけだとベタつくと感じる人もいるかもしれません。あくまでマッサージをするためのジェルなので、ぜひ一度しっかりマッサージに使用してみてください。
  • 1g当たりの価格は高価であることは事実ですが、のびの良いテクスチャーのため、マッサージの際に何度も足す必要はありません。1日10~15分程度のマッサージであれば、1本で約1~2か月は使用できます。

プロの一言

とろりとした粘度の高いジェル。のびが良く、しっかりマッサージできます。
シンプルで清潔感のあるパッケージで、インテリアになじみやすく、バスト用ジェルとも気付かれません。

編集部によるコメント

加藤

友人に勧められて使用していました。初めはベタつく感じが気になったのですが、しっかりマッサージをしたら胸まわりの手触りが良く、バストマッサージが習慣になりました。また、冬はこのくらいの保湿力が丁度良いです。

  • 酒石酸ジメチルアミノエタノール、プエラリアミリフィカ根エキス、ハナスゲ根エキス、ダイズステロール、水溶性プロテオグリカン

3位:アンドネイル(&nail) オーガニックブレンドオイル

商品情報

専門家による総評

永井

厳選した100%オーガニック&植物成分※でつくられたネイルオイル。指先や爪のキューティクルの乾燥をうるおし、健やかに整えます。オイルをすりこむようにマッサージしましょう。

アンドネイル(&nail) オーガニックブレンドオイル
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 重過ぎず、軽過ぎずの丁度良いテクスチャーのオイルです。サッと塗れて、爪と指先をしっとり保ちます。マッサージをする際、爪横の皮膚がガビガビだと肌を傷つけてしまうので、ネイルオイルでの爪先マッサージは必須です。
  • 柑橘やハーブの香りがとにかく好きで、毎回最後は逆さにして使い切り、これで3本目。使うのが楽しみで、お風呂上りが待ち遠しいです。ネイルオイルは使い切るまで半年程度かかるため、香りの鮮やかさは徐々に落ちるものの、酸化臭は気になりませんでした。
  • 爪や手の美しさに、冷えは大敵。サラりとしたネイルオイルで、仕事中に爪先のマッサージをしてもベタつきません。ガビガビになりがちな足の爪まわりでも、しっとりうるおいます。
デメリット
  • ボトルタイプのオイルは、倒してこぼしてしまったり、持ち歩くと漏れていたりする可能性があります。チップタイプでリップグロスのようなパッケージなら、総合評価を0.5上げたいです。

プロの一言

サラりとしてベタつかないテクスチャー。筆の毛も適度な長さとコシで使いやすいです。
どれも最後まで使い切って、3本目です。割れやすい爪の健康にも役立っています。

編集部によるコメント

加藤

石澤研究所はユニークで気の利いた商品をたくさん販売していますよね。ハンドビューティー協会会長としてネイルオイルにはこだわりがありますが、おすすめしたい商品ですね。

  • オリーブ果実油、ハイブリッドサフラワー油、ホホバ種子油、マンダリンオレンジ果皮油、レモン果皮油、ローズウッド木油、パルマローザ油、ニオイテンジクアオイ油(爪保護成分)

4位:タン(THANN)バス&マッサージオイル OE《オリエンタルエッセンス》

商品情報

専門家による総評

永井

レモングラスとライムの織りなすエキゾチックでさわやかな香りが魅力。肌を保護するコメヌカ油やオーガニックアボカド油配合で、適度な重さのあるテクスチャーです。マッサージオイルとしてはもちろん、ヘア、ボディ、バスオイルとしても使用できます。

タン(THANN)バス&マッサージオイル OE《オリエンタルエッセンス》
総合評価
( 4.6 )
メリット
  • サラりとしながらしっかりと厚みを感じるオイルで、マッサージしやすいテクスチャーです。肌なじみも良く、ベタつきも気になりません。
  • レモングラスの香りを中心に、フレッシュでみずみずしい香り。ヘアオイルとしても使用できます。髪が揺れるたび、レモンの香りが漂います。髪に使うついでに、爪周りにもなじませています。
  • 珍しい香りではありますが、オイル自体は使いやすい感触。良い意味で「普通のマッサージオイル」という印象です。用途も広いので、プレゼントに選んでも受け入れられやすいと思います。
  • 親指でワンタッチで開封できるボトル口で、ボトルの下部にはラバーのすべり止めがついており、非常に使いやすいです。蓋を外さなくて良いため、バスルームで使っても水が入ったりすることなく、便利です。
デメリット
  • バスオイルとしての使用も魅力的ですが、水と乳化するわけではないので、念入りなお風呂掃除が必要になります。バスルームでセルフマッサージに使用すれば充分に香りますよ。

プロの一言

オイルは酸化しやすいので、中栓つきはうれしいです。中栓を開封しづらい点はご愛敬!缶切りで開けました。
ボトル下部にはロゴをデザインしたラバーの帯。バスルームでのオイルボトルは滑りやすいので、気が利いていますね。

編集部によるコメント

加藤

レモンの香りがさわやか。マッサージが面倒に感じる日でも、バスオイルとして使用できるなら便利ですね。ヘアオイルとして使用したら、一日をさわやかに過ごせそう。

5位:ゲラン(GUERLAIN) アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリーオイル

商品情報

専門家による総評

永井

整肌成分のハチミツ、ローヤルゼリーをはじめ、自然由来指数95%※。軽やかでみずみずしいテクスチャーながらオイルインのユニークな美容液。みずみずしく滑らかな仕上がりに、塗るたび感動します。

ゲラン(GUERLAIN) アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリーオイル
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 美容液のみずみずしさと、オイルのしっとり感のハーモニーが絶妙。全くベタつかず肌に吸い込まれるような、なめらかな使い心地です。うるおうけれどメイクのじゃまをしないし、夜の保湿もしっかりできます。これぞ高級美容液、あっぱれです。
  • 肌に軽くなじませれば、マイクロビーズから新鮮なオイル。マイクロビーズが弾ける程度のやさしいタッチが顔の肌に丁度良いマッサージである、と教えていただいているような気持ちになります。
  • 化粧水の後になじませると、なめらかでシルキーな仕上がりの肌に。オイルの重さや圧迫感もなく、うれしい錯覚にひたれます。
デメリット
  • 1ml当たりの価格は高価であることは事実。使えば納得のクオリティーを、ぜひ試して欲しいです。
  • 今回紹介した中で唯一のムスク系の華やかな香り。いわゆる海外デパコスの香りが苦手な私にとっては残念なスペックで評価を0.5下げましたが、使用感の素晴らしさが大勝利しています。
  • 商品自体の問題ではありませんが、Paul Scerri(ポール・シェリー)然り、並行輸入品とはいえAmazonに流れているとは、複雑な気持ちになります。

プロの一言

左は今回紹介している50ml。円柱が上にいくにつれて蜂の巣の6角形に、ミツバチの刻印も美しい。右は30ml。
柔らかでサラりとしたウォータリーテクスチャーなオイルとマイクロビーズ。

編集部によるコメント

加藤

ずいぶんお高い美容液ですが、自分が使うべき年齢になったということなのでしょうか。肌が弱いのでデパコスは避けていましたが、こんなにおすすめされたら試してみたくなります。

  • 水53%を含む、ISO16128準拠

6位:SHIGETA(シゲタ)ディープブレス

商品情報

専門家による総評

永井

日本人女性美容家がパリを拠点に始めたホリスティックビューティーブランドSHIGETA(シゲタ)。ブランドを世に知らしめた「リバー・オブ・ライフ」を含む、エッセンシャルオイルシリーズは、香水のように愛用する人もいるほど奥深い香り。今回はあえてディープブレスをチョイス、爽快感を凝縮したような目の覚めるフレッシュさで、ぜひ深呼吸をして欲しいです。

SHIGETA(シゲタ)ディープブレス
総合評価
( 4.2 )
メリット
  • 揮発しそうなほど軽やかなオイルはベタつきと程遠いテクスチャーです。塗布後、時間が経ってからのオイルの酸化臭もありません。セルフマッサージをする際の雰囲気づくりにおすすめ。
  • 鼻やのどのためのユーカリなどのブレンドは、思わず深呼吸したくなるほどです。ひと呼吸すれば、爽やかさ、リフレッシュ、爽快感、澄み切った、まっすぐ…そんなイメージが一気におし寄せてきます。
  • このエッセンシャルオイルシリーズは14種類ほどあり、どれも魅力的。落ち着きたい時にはラヴェンダーファイン、ゆらぎが気になる40、50代の人にはボディー・マインド・スピリット、食事を楽しみたい時にはボナペティもおすすめです。
  • マスクの内側に仕込んだり、リフレッシュしたい時のアクセントとして活躍したり、お守りのように持ち歩いていると良いでしょう。マッサージには適さないです。
デメリット
  • オイルの酸化を防ぐため注意が必要です。塗布する際にボトルの口が肌に触れないようにしましょう。オイルを手に落とした後にボトルを拭き取りたくなっても我慢、もしくはティッシュペーパーで拭き取りましょう。

プロの一言

ポーチやペンケースに入れて持ち歩きやすいサイズ感。大きさ比較のため、名刺大のカードを置きました。
キラキラ輝くクリアなボトル。見ているだけでもワクワクします。

編集部によるコメント

加藤

鼻が通りそうなすっきり感!仕事中に使えば、集中したい時にも良さそう。

  • 本製品は化粧品ではないため、保湿効果はなく、マッサージに用いることもできません。

7位:INDIAESTHE(インドエステ) ヒートラップジェル

商品情報

専門家による総評

永井

お風呂で使用する洗い流すタイプのスクラブ入り温感マッサージジェルです。温感ジェルでもみしぼりして、マッサージ。お腹や太ももなど、冷えて固い部分のマッサージにおすすめです。

INDIAESTHE(インドエステ) ヒートラップジェル
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • かなり硬めのテクスチャーのジェルで、しっかり揉み出しマッサージができます。お腹や太もものお肉をがっつりつかんでセルフマッサージしたい時におすすめです。
  • ぷりぷりするようなハリを与えます。むくみが気になる部位だけでなく、ヒップや二の腕などたるみが気になる部位のマッサージにも使用したくなります。
  • 「ジリジリHOT!」というほどの温熱感はないですが、丁度良いと思います。
  • パッケージにマッサージの仕方のイラストが載っています。たとえ知っている情報でも親切だし、バスルームでセルフマッサージをしていると暇なので、見るものがあるとうれしいです。
デメリット
  • マッサージしても、ザラザラした感触はなくなりません。肌が弱い人は刺激を感じたり、赤みが出たりするかもしれません。しかし、やさしくマッサージするには硬過ぎるテクスチャー。肌が強い人におすすめです。
  • 使用する環境が限られます。洗い流しが必要で、ジェルが硬いため、湿度のあるバスルームでの使用が必須と思われます。
  • 香りが魅力の商品ではありません。生姜系で爽やかと言うべきか、おじさんの香水のような香りと言うべきか、悩ましいです。

プロの一言

ニッチかつ攻めたマッサージジェルですが、私は好きです。
パッケージ裏にはマッサージ方法が記載されています。

編集部によるコメント

加藤

永井さんの好きそうなマッサージジェルですね。肌の弱い私にはスクラブの刺激が強そうですが、かかとに使用して足先のマッサージに使うのは良さそうです。

8位:&SH 水溶性ホットマッサージオイル ベルガモット

商品情報

専門家による総評

永井

水を加えると乳化する水溶性オイル。高度精製された国産のミネラルオイルを基剤として使用。バニラの種子から抽出した成分バニリルブチル配合。

&SH 水溶性ホットマッサージオイル ベルガモット
総合評価
( 3.1 )
メリット
  • 使用後のオイルのヌルヌル感が気になって使いにくいという人はいると思います。水溶性なので、洗い流しや拭き取りでもすっきり。タオルを洗濯する時に予洗いする必要もなく、乾燥機にもかけられます。でも私は予洗いします。
  • 叩くような熱いような刺激感が特徴ですが、そこまで強い刺激ではなく使いやすいでしょう。刺激が好きな人や冷えを感じがちな人におすすめ。直後にお風呂に入ればより温まる感じがしますが、熱いお湯だと刺激が強まるのでご注意を。
  • マッサージオイルとしてはとても使いやすいです。適度に肌にとどまり、マッサージの圧のコントロールをしやすいです。
デメリット
  • 都度の使用では気になりませんが、時間の経過とともに酸化臭が気になってきます。ですので、洗濯機にかける前に予洗いをしたり、他の洗濯物と一緒に洗わないようにできるなら、その方が良いでしょう。通常オイル用洗剤で洗う予洗いが水洗いで済むだけでも、ありがたいと思います。
  • 水溶性オイルなので、浴室内での使用はおすすめできません。

プロの一言

水溶性オイルのため、肌や拭き取ったタオルを水洗いすると、オイルと乳化して水が白濁します。
透明でさらりとしたオイル。

編集部によるコメント

加藤

水溶性オイルなんて初めて聞きましたが、便利そうですね。お風呂で使えないのは残念ですが、洋服を着る前に使いやすいと重宝しそうです。

9位:アルマリ オーガニックオイル

商品情報

専門家による総評

永井

デリケートゾーン用のオイル。VIOゾーンの乾燥におすすめの防腐剤、着色料、パラベン無添加のオイルです。かかとや肘、髪やネイルにも使用可能で、家族でシェアできます。

アルマリ オーガニックオイル
総合評価
( 3 )
メリット
  • デリケートゾーンに使うならば、ジェルや美容液よりオイルの方が蒸れにくいと感じました。下着との摩擦を防ぐ目的でも美容オイルはおすすめです。サラサラ過ぎず、重過ぎないテクスチャーは、マッサージに丁度良いです。
  • ローズマリー葉油やラベンダー油のかすかな香りで、VIOゾーンの蒸れた臭いも気になりにくいです。
  • 無着色、防腐剤やパラベンも無添加なのも高評価の理由です。デリケートな膣まわりに使うので、極力シンプルなものを使いたいです。
  • 密封されたパッケージや適度な容量も、清潔を考慮されているようで好印象です。
デメリット
  • この商品に限ったことではありませんが、マッサージをする際の手指の清潔さを徹底する必要があります。爪で肌を傷をつけないようにすることも大切です。
  • オイルでのフェムケアは生理で多い日のようなヌルヌル感に気持ち悪さを感じるかもしれません。すぐに慣れましたが、気になる人はVIゾーンだけに塗って、Oゾーンには塗らなければヌルヌル感を軽減できます。

プロの一言

清潔感のあるパッケージ。使用後はまたこの袋に入れて保管しています。
少量ずつ出しやすいボトル。液垂れもしないので、思わず手で拭うこともなく、清潔を保てます。

編集部によるコメント

加藤

デリケートゾーンのケアは、気になっていました。肌が弱いので心配もありますが、繊細な部分を考えた仕様とのことで、期待できそうです。

10位:Sin.アーユルヴェーダ KAPHA ブレンド カパ

商品情報

専門家による総評

永井

インドの伝統的な考え方に基づく3つの性質カパ(水)・ピッタ(火)・ヴァータ(風)のうち、カパの人を考えたブレンドです。カパは水と地の性質、のんびりどっしり構え頼りがいがある一方、頑固でため込みやすい一面も。オーガニックオイルと天然精油(香料)でつくられたブレンドオイルです。

Sin.アーユルヴェーダ KAPHA ブレンド カパ
総合評価
( 2.5 )
メリット
  • 重めのテクスチャーで、足裏や肘など固い部位にもしっかりなじみます。時間をかけてセルフケアしたい時におすすめです。
  • あまり香りは感じません。同時にオイル臭もしないので、使いやすいと思います。
  • ボトルが小さいので、ゆっくり過ごせる旅先に持参するにも良さそうです。
デメリット
  • 今回紹介したマッサージオイルの中では、1番重いテクスチャーです。洗い流しや拭き取りまではしなくても、すぐに衣服を着るのをためらいました。
  • 香りが弱いので、言うほどインド古来からの伝統的世界観を堪能できません。今回は私の性質がカパなので、こちらをおすすめしました。

プロの一言

100mボトルは小さくて旅先に持っていくにも便利です。オイルが酸化する前に使い切れそうで良いですね。
ほんのり黄色いけれどもほぼ無色の透明オイル。香りは気にならない程度のほのかさです。

編集部によるコメント

加藤

私の性質はピッタのようなので、イランイランやラベンダーの香り。小さいサイズのボトルは試しやすくて良いですね。

編集後記

本記事を担当した専門家より

永井

この記事では、全身のケアができるように幅広い種類のマッサージオイルを紹介しました。自分らしく素敵に年を重ねるために、セルフケアは欠かせません。特に、マッサージタイムは至福の時間。疲れることやストレスを感じることがあっても、夜にはあのマッサージオイルを使おう、と楽しみになるような「お守りコスメ」が見つかればうれしい限りです。

本記事を担当した編集者より

加藤

ゆらぎが気になるお年頃なので、SHIGETA(シゲタ)ディープブレスですっきりしたいです。持ち運びできるサイズ感も魅力的です。乾燥はいつでも気になるので、ゲラン(GUERLAIN) アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリーオイルをぜひ試してみます。やさしいタッチでのフェイスマッサージの感覚を、肌の弱い私も体験してみたいです。

本記事を担当した企画者より

ブレイス

ネイルオイルでの指先や手のマッサージはよくしていますが、自分でしっかりとボディマッサージをおこなったことがなかったのでとても勉強になりました!お手頃価格のINDIAESTHE(インドエステ) ヒートラップジェルあたりからセルフオイルマッサージに挑戦してみようと思います。

タン(THANN)のアイテムはタイへ旅行にいった時に購入したことがあるので、バス&マッサージオイル OE《オリエンタルエッセンス》も使ってみたくなりました。高級エステを受けているような、良いかおりのアイテムが多い印象なので使うのが楽しみです。

この記事の制作体制

  • 本サイトの編集者。美容ライター/エステサロンオーナー エステサロンの経営および化粧品の企画・販売を行う。美容家兼美容ライターとして各種メディアに出演・執筆、ライターへの執筆指導など幅広く活動している。

  • ネイルサロンを約10年間経営し、2万人以上の女性の手を見てきたなかで、ミドル世代の女性が、手の老化に悩みそれをカバーするためにネイルサロンに来ている事を知る。手の若返りケアにいち早く着目し、日本初の手の...

  • 本サイトの企画担当。翻訳・通訳を学んだ後、豪州のMICE施設にて現地採用。帰国後は、東京の外国人をターゲットとした不動産会社に主任として3年間従事し、5年間渡独。SEOやサイト運営を学びつつライター活動をする...

  • 熊田 貴行

    本サイトの品質管理責任者。ヤフーを退職後、海外で飲食とホテル事業で起業。海外の事業を売却後、日本でメディア事業会社を立ち上げて10年目。これまでの自社メディア運営で得たノウハウを軸に、企業のオウンドメデ...

  • 本サイトの編集長。西日本新聞社デジタル事業部所属。2005年西日本新聞社入社後、メディアビジネス部門や新規事業に携わ...

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