40代になると、シミやくすみ、小ジワなどの肌の悩みが増えてきますよね。コンシーラーやファンデーションでカバーしようとすると、どうしても厚塗り感が出てしまうことも。
だからこそ、メイクを美しく仕上げるためには、化粧下地選びがとても大切です。自分に合った化粧下地を選ぶことで、ファンデーションの厚塗りを防いで、美しい仕上がりを目指せます。
今回は、40代におすすめの化粧下地の選び方や使い方、さらに人気の10商品を詳しく紹介します。化粧下地選びのお役に立てたら幸いです。
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更新情報
・「40代向け化粧下地のおすすめ10商品をプロが厳選|目的別選び方、塗り方も解説」を公開しました。:2024年11月25日(月)
40代、よくある肌の悩みとは?
40代になると、シミやくすみ、小ジワ、毛穴の開きといった肌の悩みが気になり始めます。
これらの悩みは、肌のターンオーバーが遅くなったり、紫外線ダメージが蓄積したりすることで目立ちやすくなります。そんな肌トラブルをカバーするには、化粧下地がおすすめです。
色ムラを整え、肌の悩みをカバーしながら、保湿や紫外線対策もできるアイテムを選ぶことがポイントです。
40代になって、20代とは違う毛穴悩みが出てきました。夕方の疲れ顔を気合やメイク直しだけではカバーできなくなり、これがくすみか、と打ちひしがれています。ファンデーションだけではなく、下地の必要性を感じます。
上手な化粧下地の塗り方とは
化粧下地は、ただ塗るだけでは肌の悩みを十分にカバーできなかったり、メイクくずれを防げなかったりします。下地を均一にのばすためには、顔の中心から外側に向かってやさしく広げるのがポイントです。
ムラなく塗るためには、スポンジやブラシを使うのがおすすめです。目元や口元など、特に小ジワが気になる部分には、少量を丁寧に重ね塗りして仕上げると、よりきれいにカバーできます。
メイクは重ねるほどくずれやすく、汚くみえるようになるからこそ、塗り方はポイントですね。少量を丁寧に、この一手間が仕上がりと化粧持ちに影響します。
化粧下地の選び方
40代化粧下地を選ぶ際に必ずチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。
1.カバー力で選ぶ
カバー力の高い化粧下地は、シミやくすみ、毛穴をしっかり隠せます。ただし、厚塗り感が出やすいので、自然な仕上がりを求めるなら、カバー力と軽やかさのバランスを意識しましょう。
日常使いには、適度なカバー力で軽い使い心地のものがおすすめです。
2.成分で選ぶ
化粧下地を選ぶ際に、含まれている成分も大切なポイントです。保湿成分を重視する場合はヒアルロン酸やセラミドなどが配合されているものを選びましょう。乾燥を防ぎ、うるおいをキープします。
また、肌がデリケートな人は、アルコールやパラベン、合成香料などが含まれていない化粧下地を選ぶのがおすすめです。
肌タイプや悩みに合わせて成分を確認し、自分に合った化粧下地を選びましょう。
3.肌質で選ぶ
40代になると、肌質も変化しやすいため、自分の肌質に合った化粧下地を選ぶことが大切です。たとえば、乾燥肌には保湿成分を配合した下地、脂性肌には皮脂吸着成分を配合した下地を選ぶと良いでしょう。
肌の状態を確認しながら、その日のコンディションに合わせたアイテムを使い分けるのもおすすめです。
4.色で選ぶ
化粧下地には、肌色を補正するコントロールカラーが豊富にそろっています。たとえば、ブルー系のコントロールカラーは、黄ぐすみが気になる肌に清潔感のある印象を与えます。
一方、ピンク系は血色感をプラスしたい時に役立ちます。特に顔色が悪く見える時や、疲れた印象を和らげたい時におすすめです。
自分の肌の悩みに合った色を選ぶことで、より均一な肌トーンを演出できます。
5.紫外線対策で選ぶ
40代になると、シミやそばかすが気になる人も増えてきます。紫外線対策ができる化粧下地を選ぶ際には、SPFとPAの値に注目しましょう。
SPFは主に日焼けの原因となるUVBを防ぐ指標です。SPF30は日常使いに適しており、短時間の外出におすすめです。長時間外出する場合やレジャーには、SPF50を選びましょう。
一方、PAは、シワやたるみの原因となるUVAを防ぐ指標です。日常使いにはPA++、強い紫外線の下ではPA+++以上を選びましょう。
化粧下地がとても高機能で驚きました!1日を通して40代の肌をきれいに見せるために、化粧下地で仕込んでおくのは賢い選択と言えますね。
化粧下地のおすすめ10商品
ここからは美容家である筆者がおすすめする化粧下地10商品を紹介します。
本記事で紹介する商品一覧
1位:DECORTE(コスメデコルテ) サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC 10ラベンダーローズ
商品情報
専門家による総評
毛穴や凹凸をなめらかにカバーし、紫外線や乾燥だけでなく、大気中のちり・花粉の付着からも肌を守ります。また、ゼニアオイエキス、ライチー種子エキス、アロエベラ葉エキスと言った保湿成分を配合しており、乾燥から肌を守りつつ、うるおいとハリのある健康的な素肌をキープします。
- なめらかなクリーム状で、毛穴にピタッと密着し均一に整える。
- シミや色ムラをカバーし血色感がプラスされるので、パウダーのみでも健康的な肌を演出する。
- 夏場の使用でもくずれにくく、夕方までツヤ肌をキープできる。
- ややマットなテクスチャーなので、肌が乾燥していると下地が毛穴に詰まっているように見えることも。保湿をしっかり行ってから使いましょう。
プロの一言
編集部によるコメント
肌色をきれいに見せるラベンダーローズ色。肌色がクリアに仕上がると、表情も映えますね。しっかり保湿してから使えば毛穴落ちもしにくそうで良いですね。
2位:PAUL & JOE(ポール&ジョー) プロテクティング ファンデーション プライマー 01
商品情報
専門家による総評
オレンジフラワー水※1や3種のヒアルロン酸※2といった保湿成分を配合し、みずみずしい肌へと導きます。サラッとしたテクスチャーがなめらかに広がり、ナチュラルな素肌のような仕上がりを演出。ベタつかず、軽い付け心地で快適に使用できるアイテムです。
- みずみずしく軽い付け心地でありながら、肌をナチュラルにカバーする。
- ヨレれずに密着し、均一に塗れるので忙しい朝でも使いやすい。
- 保湿力がありくずれにくいので、幅広い肌質の人におすすめ。
- 無香料に慣れている人は、フローラルの香りが強めに感じるかもしれません。
プロの一言
編集部によるコメント
化粧下地だけでも軽めのメイクが仕上がりそう。PAUL & JOE(ポール&ジョー)のコスメはパッケージがかわいくて、テンションが上がります。猫ちゃんモチーフも大好きです。
※1 オレンジ花水
※2 アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na
3位:マキアージュ(MAQUILLAGE)ドラマティックスキンセンサーベース NEO ヌーディーベージュ
商品情報
専門家による総評
カサつきを防ぎながら、テカリも抑えるくずれ防止下地。毛穴をカバーして、肌にうるおいを与えつつ、サラりとした仕上がりをキープ。毛穴の目立ちやくすみをしっかり隠して、皮脂くずれやヨレを防ぎます。
- テカリを抑えながらも保湿力があり1年通して使いやすい。
- ツヤ感がありしっとりするのにベタつかない。
- サラサラのテクスチャーで軽い付け心地なのに、肌に密着してくずれにくい。
- 白浮きが気になる場合は、少量での使用がおすすめ。
- 水っぽいため、ムラになることがある。スポンジを使用すると均一に広げることができます。
プロの一言
編集部によるコメント
マキアージュ(MAQUILLAGE)の下地は密着力が高く、ツヤ肌に見せるところが気に入っています。脂性肌寄りの混合肌の筆者は、この化粧下地はTゾーンに部分使いしています。
4位:La Roche-Posay(ラ ロッシュ ポゼ) UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア
商品情報
専門家による総評
光を乱反射し、肌を明るく見せるトーンアップテクノロジーを採用しています。また、ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター(水:整肌成分)を配合し、肌を整えます。せっけんで簡単に洗い流すことができるため、落とす時に肌に負担をかけたくない人におすすめのUV下地です。
- 塗り心地が軽やかで、石鹸で簡単にオフできるため、休日の下地としてもおすすめ。
- しっとりと保湿し、ツヤ感を演出しながらもくずれにくいので、脂性肌でも使いやすい。
- 肌をなめらかに整えるため、リキッドやクリームなど、さまざまなファンデーションともなじみやすい。
- ツヤ感はプラスされるものの、シミや色ムラへのカバー力はあまり感じられない。
- セミマットな仕上がりなので、乾燥を感じる場合は保湿を行ってから使用しましょう。
プロの一言
編集部によるコメント
このシリーズのローズをBBクリームとして軽めメイクの日に使っていました。脂性肌の私には少しベタつきとカバー力の低さが気になったので、ティッシュオフしながら重ね塗りしてフェイスパウダーをはたいて使用していました。クリアの方がテカリ対策に良さそうですね。
5位:プリマヴィスタ ディア(Primavista Dea) 明るさアップ 化粧下地 (カバータイプ)
商品情報
専門家による総評
くすみがちな顔の印象を、シミやそばかすをカバーしながら、なめらかに整えます。保湿成分としてヒアルロン酸を配合し、肌をしっとりと保ち、ヨレにくいのが特徴です。また、SPF13/PA++で日常の紫外線から肌を守ります。無香料のため香りが気にならず快適に使えるのもうれしいポイントです。
- クリーム状で保湿力が高く、乾燥を感じにくい。
- カバー力が高いので、ファンデーションやコンシーラーが少量でもきれいに仕上がる。
- オレンジの色味により血色のある健康的な肌色に見える。
- カバー力が高くマットな仕上がりのため厚塗り感を感じやすい。
- 色白の人は肌が暗く感じる場合があるため、薄くのばして使用するのがおすすめ。
プロの一言
編集部によるコメント
オレンジの化粧下地は自然な明るさを演出するので使いやすくて大好きです。かなり保湿力が高そうなので、乾燥が気になる40代の肌に合いそうですね。目の下のクマには重ね塗りすると良いそうです。
6位:NANOA SC プロテクションベース ピンク
商品情報
専門家による総評
SPF50+/PA++++で日焼け止めのかわりにもなるUV下地です。注目成分のヒト脂肪細胞順化培養液エキス、ヒトオリゴペプチド-1、さらにヒアルロン酸、コラーゲン、3種のセラミド配合で、肌のうるおいをキープ。アルコールやパラベン、合成香料、鉱物油、タール色素を使用していない無添加設計です。
- ナチュラルなピンクベージュでさまざまな肌の色になじみやすい。
- クリーミーなテクスチャーで付け心地が軽く、もっちりと仕上がる。
- しっとりとした使用感でツヤ感を演出する。
- シミやそばかす、小ジワへのカバー力は低い
- 夏場の使用や脂性肌の場合はテカリが気になるため、パウダーを多めに付けると長持ちします。
プロの一言
編集部によるコメント
もちっとした使用感、気になります。気になる成分配合で、高機能な化粧下地ですね。贅沢ながら、トーンアップとUV対策に、手の甲や首にも使いたいです。
7位:オルビス(ORBIS) オルビスユー トリートメントプライマー
商品情報
専門家による総評
保湿クリームの中にカバー粉体を加える独自の処方技術を採用し、スキンケアのように肌なじみの良い化粧下地。植物由来の保湿成分※を3種類も厳選して配合しています。肌調子が悪い日でも、保湿クリームのようにピタッと密着。うるおいの膜で肌を覆って、つるんとハリのある肌へ導きます。
- 硬めなテクスチャーで肌にピタッと密着し、毛穴の目立ちをカバー。
- ツヤのある自然な肌色で、ファンデーションともなじみやすい。
- うるおいをキープできるため、冬場の使用にもおすすめ。
- のばしにくいので、肌への摩擦を感じやすい。
- ムラになりやすい場合は、スポンジを使うと均一に広げることができます。
プロの一言
編集部によるコメント
うるおいも守って皮脂も吸着する、バランスの良い化粧下地ですね。お手頃価格もうれしいです。
※ 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、カンゾウ葉エキス、ユズ果実エキス
8位:アリィー(ALLIE) クロノビューティ ラスティングプライマーUV
商品情報
専門家による総評
ウォータープルーフとスウェットプルーフで水や汗に強く、マスクやタオルにも付きにくいのが特徴です。美容液成分(ヒアルロン酸Na)配合でうるおいを保ちます。皮脂をキャッチする処方で、テカリやベタつきを抑えます。メイクの上から塗り直してもヨレず、厚塗り感が出にくいのもポイントです。
- SPF50/PA++++で日焼け止めとして使用でき、日やけによるシミを防ぐ。
- 過剰な皮脂を吸着し、サラッとした使用感でテカリやベタつきが気にならない。
- パール感があり、ファンデーションの色味をじゃましない仕上がり。
- 下地のみで色ムラやシミをカバーできないので、ファンデーションやコンシーラーとの併用がおすすめ
- 夕方になると乾燥を感じる場合があるので、塗り直しをするとよいでしょう。
プロの一言
編集部によるコメント
日焼け止めとして知られているアリィー(ALLIE)の化粧下地だけに、高いUVカット効果が魅力的。メイクの上から塗り直しできるのは助かりますね。
9位:セザンヌ(CEZANNE) 皮脂テカリ防止下地 ライトブルー
商品情報
専門家による総評
皮脂を吸着する処方でテカリやベタつきを抑え、サラりとした仕上がりをキープします。水や汗に強いウォータープルーフ処方で、汗をかく季節にもおすすめ。せっけんや洗顔料で簡単にオフできるため、落とす際の肌への負担を軽減します。さらに、ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)です。
- ライトブルーの色味が、肌の赤みやくすみをカバーする。
- みずみずしく、のばしやすいのでムラになりにくい。
- 夏場でもサラッと使えて、メイクがくずれにくい。
- さっぱりした仕上がりなので、乾燥肌には物足りなさを感じる。
- 夏場の使用に心地よく使えるが、SPF28/PA++のため長時間の外出には日焼け止めとの併用がおすすめ。
プロの一言
編集部によるコメント
小鼻の赤みが気になる脂性肌の私にぴったりの化粧下地ですね。サラッとしているから大きな毛穴をカバーするには物足りないかも。メイクオフに気を遣うことが多いので、石けんや洗顔料で落とせる仕様はうれしいです。
10位:ミノン アミノモイスト(Minon Amino Moist) ブライトアップベースUV
商品情報
専門家による総評
紫外線吸収剤を使用しないノンケミカルタイプで、SPF47/PA+++の高いUVカット効果を持っています。乾燥してゴワつきがちな肌にもなじみやすく、乾燥を防ぎます。さらに、花粉や排気ガスなど空気中の微粒子の付着から肌を守ります。
- のばしやすく、肌になじみやすいので扱いやすい。
- ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)、合成着色料不使用、エチルアルコールフリー処方で、SPF47/PA+++の高いUVカット効果がある。
- しっとりとしたテクスチャーで、乾燥から肌を守る。
- 夕方になると皮脂浮きを感じる。
- 白浮きする場合は使用量を減らしてのばしましょう。
プロの一言
編集部によるコメント
敏感肌を考慮している設計で、肌が揺らぎがちな時にも使いやすいですね。UVカット効果が高い点も、肌思いな印象です。ただ、カバー力は低そうで、脂性肌の私はベタつきそうなのでパウダーは必須です。
編集後記
本記事を担当した専門家より
40代は、加齢に伴いシミや小ジワ、くすみが目立ち始める時期です。これらの悩みをカバーし、自然な素肌感を演出するためには、ファンデーションやコンシーラーだけでなく、自分に合った化粧下地を選ぶことが大切です。この記事が、日々のメイクやスキンケア選びの参考になれば幸いです!
本記事を担当した編集者より
マキアージュ(MAQUILLAGE)ドラマティックスキンセンサーベース NEO ヌーディーベージュはこれだけで顔が仕上がるすぐれものなので、リピート決定ですね。
40代になると肌色のくすみが気になるようになったので、自然な明るさを演出できてサラりとしたテクスチャーのPAUL & JOE(ポール&ジョー) プロテクティング ファンデーション プライマー 01が気になります。
本記事を担当した企画者より
年齢を重ねていくと今までのようなシンプルなベースメイクでは、肌悩みをカバーできないのが気になりますよね。私は30代に入ってからはマジョリカマジョルカのグリーンの化粧下地やインテグレートのパープルの化粧下地などの、カラー下地を使うようになりました。
花粉や乾燥によって赤らむ肌やくすみが気になる肌を少しでも透明感があるように見せられるよう、今後も色々なカラー下地を試す予定です。お気に入りの化粧下地がみつかったら、今度はファンデーションのおすすめ記事を参考に、今の自分にとってベストなベースメイクを完成させてくださいね。
本記事を担当した管理者より
40代をもっともコアターゲットに立ち上げたぐらんざBEAUTY。当サイトには40代の方に向けた専門家による体験レビュー記事を多く掲載しております。(例:40代向けのファンデーションなど)。また化粧下地については年代問わずおすすめしたい商品を紹介している記事もございますので、よかったらご覧になってみてください。